アモママブログ

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全顎矯正治療について

全顎矯正治療概要

 全顎矯正治療は全部の歯の歯並びを矯正していくことです。ただし、親知らず(前から数えて8番目の歯)はごく一部の例外を除いて抜歯しています。山本歯科医院ではメタルブラケットとセラミックブラケットそれと、上顎セラミックブラケットで下顎はメタルブラケットの3タイプがあります。
 下の写真を見てください。模型ですが左がメタルブラケットで、右がセラミックブラケットです。言葉より見てみると 違いがお分かりいただけると思います。

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 メタルブラケットとセラミックブラケットの違いはまさに見た目の違いです。それと金額的にはセラミックブラケットの方が高価な分、それが治療費に反映してきます(歯科技工機器)。

正治療で歯を動かす力は何処から来るか?

 歯を動かす矯正力は矯正装置を入れていれば生じると思われがちですが、これは100点満点中50点位の解答です。矯正を始めた数ヶ月から半年位は矯正装置でかなり動きます。毎月の調整後も装置により矯正力はしばらく働くでしょうが、すぐに矯正力も失われてしまいます。

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  それでは歯を動かす矯正力は何処にあるかと言えば、顎間ゴムというゴムがその役目を担っています。そのゴムは下の図のように上顎と下顎にかかてゴムをかけます。このゴムの力で歯は動いていきます。 顎間ゴム
 ゴムの力で歯は少しずつ動くのですが、ここで注意すべき点が有ります。ゴムを1日いれていると、1歩進んだとしましょう。2日目も1日入れていたので2歩進みました。しかし、3日目にうっかり忘れて1日入れなかったら、2歩下がって振り出しに戻ります。もし2日入れて1日入れないをずっと続けると全然矯正は進みません。
 悪い例を先に挙げてしまいましたが、毎日ゴムをいれれば矯正はスムーズに進んでいきます。早く矯正を終了したいなら、毎日のゴムは欠かせない習慣にするのが大切です(ビジュアライザー)。