アモママブログ

あっという間に時が過ぎ・・・何かにチャレンジしたくてブログに挑戦!

オートクレーブの話

発症までの経緯を続けて書いていこうと思ったんですが、コレが意外とエネルギーを使ってしんどいんです。なので、また気が向いた時に書くことにします。

で、今日は大好きな滅菌の話を少しだけ・・・。

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昨日の夜、同僚からメールがきました。状況はよく理解している人なんですが、どうしても相談したいことがあるんですと前置きがあったので、一応聞いてみることに。
すると、僕の休職前の最後の仕事になった洗浄器のレンタルの件が思いの外うまく進んでいて、希望通りの設備になりそうなので、勢いで無理を承知で今調子の悪いオートクレーブを一台予算に組み込んでみようかと思うんですが・・・という内容でした。

オートクレーブってのは、一番ポピュラーな滅菌器で高圧蒸気滅菌器のことです。これが2台あるんですが、確かに小さいほうがよくトラブっていたんです。休みの日や一度帰宅してから何度か呼び出されて調整したことがあります。実は原因は解っているんですが(マニアックすぎるので伏せますが)、大規模な工事と莫大な予算を取られるため何とかだましだまし使っていました。もちろん様々なインジケータ類には大きな問題はありませんし、滅菌の質そのものに影響があったわけではありません。ただ、僕みたいに好不調の波が激しくて、時々動かなくなるってわけです。
そうなると1台のオートクレーブに頼らざるを得ませんので、時間の制約やら効率の問題やらでてくるわけです。

なるほど、いいんじゃない。
と答えると、どこのメーカーがおすすめですか?
ときました。
うーん・・・。

これは難しい問題です。
僕は滅菌器が大好きですから、殆どのメーカーのカタログは持っていますし、実際に幾つかのメーカーは工場にも行ったりしていますから、それなりに知識は持っているつもりです。
でも、でもですよ。
その中から1台、たった1台しか選べないなんて・・・。

じゃあもうイイです!

と返されたので慌てて幾つかのメーカー名を上げましたが。
うーん、職場に戻りたい・・・。
そんな気分にさせられました。

ちなみに洗浄器の時も悩みに悩んだんですが、ゲティンゲというメーカーを選択しました。
もちろん実績やメンテナンスの体制などまで考慮しての結果です。
うちの病院のような中小企業はいくらカタログ上のスペックが良くても、実績のない器材をテストするゆとりはありませんからね。それにISOという国際基準に準じて作られている以上、大きな性能差は無いはずなんです。ユーザーの使用環境にフィットするかどうか、これはメンテナンス等も含めてです。田舎に行けば行くほど代理店から遠ざかるわけですから。

なので今回もそういった事を考慮すれば後は金額で決めてもいいんじゃないかと。
僕は来てくれた機械を愛せる自信がありますから。ISOに準じていさえすれば。

でも、ゲティンゲの66ターボなんてめちゃくちゃ運転時間が短いし業務改善をテーマにすればそういう選択かなとも思います。実績もちらほら聞きますし。
ただ、去年は日本自体がひどい状況でしたから、国産のメーカーを選択して国内の経済に貢献するって考え方もあります。特に僕は第1種滅菌技師の実技講習で愛媛の三浦工業に行っているので三浦は思い入れがあります。そういう選択もありじゃないかなと思います(超音波洗浄器)。
三浦といえば、島田紳助を起用していましたがその後どうしたんですかね?
その辺も気になります。

まぁ、僕はしばらくはこんな感じで使われるんでしょうけど、基本好きなことですからね。
それほどストレスは感じません。
オートクレーブについてはもう少し掘り下げて色々と書きたいこともあるんですが、それこそマニアックすぎる世界に行ってしまうのでそれはまた別の機会に。

今日はこの辺で。